法人税脱税 太陽光コンサル会社1.4億円 社長逮捕【毎日新聞2018年3月2日】

太陽光発電の売電権を巡る脱税事件の構図
 大規模太陽光発電所(メガソーラー)の売電権を転売して得た所得を隠して法人税など1億4384万円を脱税したとして、名古屋地検特捜部は27日、太陽光発電コンサルタント会社「アイビックサービス」(名古屋市中川区)の社長、石井雅樹容疑者(54)=東京都江戸川区=を法人税法違反容疑などで逮捕した。

 特捜部は同日、名古屋国税局と合同で、東京都内の同社事務所などを捜索した。

 逮捕容疑は売り上げの一部を申告から除外する手口で2014年7月期の所得4億1849万円を隠し、法人税1億587万円と消費税3797万円を免れたとしている。特捜部は容疑の認否を明らかにしていない。

 関係者によると、隠した所得は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)に基づき、認定事業者として太陽光発電による電気を決まった価格で売れる権利を、転売して得た売り上げとみられる。

 信用調査会社によると、同社は1990年11月設立で、13年7月期の売上高は8900万円。FITの開始に合わせてメガソーラー事業に参入した。

 FITは太陽光など再生可能エネルギーで生み出した電気について、電力会社が固定価格で一定期間買い取ることを国が義務づけた制度で、再生可能エネルギー利用の普及促進を目的に12年7月に始まった。【金寿英】
https://mainichi.jp/articles/20180228/k00/00m/040/106000c

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